【植え替え記録】河津桜の根鉢がすごかった|花後の植え替えに挑戦!

育て方
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こんにちは、植物を育てることが趣味の”とと”です!
今回は鉢植えの河津桜を植え替えたので、その様子をレポートしていきたいと思います!
実は植え替えの適期を少し過ぎてしまっての植え替えで、しかも根鉢(ねばち)がすごいことになっていて…
同じように「そろそろ植え替えないと」と思っている方の参考になれば嬉しいです!

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河津桜(かわづざくら)は、静岡県河津町が原産の早咲きの桜です。毎年2月上旬ごろから濃いピンク色の花を長期間咲かせることで有名で、観光スポットとしても人気があります。

鉢植えでも楽しむことができ、コンパクトに育てながら毎年お花見気分を味わえるのが魅力のひとつです。ただし、鉢植えの場合は定期的に植え替えをしないと根詰まり(鉢の中が根でいっぱいになってしまうこと)を起こしてしまいます。

今回はそんな河津桜の植え替えの様子をお届けします!

ピンクの花が咲く様子
ピンク色が綺麗な河津桜

植え替えを行ったのは3月。河津桜の花が終わって少し経ったタイミングです。

本来、河津桜の植え替えの適期(もっとも適したタイミング)は落葉後の休眠期(きゅうみんき)にあたる11月〜12月ごろです。河津桜は早咲きの品種で2月には花が咲き始めるため、一般的な桜より早く休眠が明けます。休眠中は根へのダメージが少なく、植え替えのストレスを最小限に抑えられるためです。

実際に今年の河津桜の花芽が動き出したのを感じたのは1月の初旬あたりです。その時の様子は下の記事で紹介していますので気になる方はぜひご覧になってください。

3月は花が終わってこれから芽吹いていく時期。木がエネルギーを使い始めるタイミングでの植え替えは、本来は避けたい時期です。ただ、前回の植え替えからすでに丸3年が経過していたこともあり、これ以上待つわけにもいかないと判断しました。

また3月は新しい根が伸びていく時期でもあるので植え替えすることによって根が伸びるスペースができます。春先は植え替えの適期ではありませんが植え替えによるメリットもしっかりある季節になります。

河津桜の植え替え適期は11〜12月の休眠期がベストです。花後の3月でも対応できますが、その場合は根へのダメージを最小限にすることを意識しましょう。

  • 一回り大きな鉢(今回使用した鉢より直径3cm程度大きいもの)
  • 新しい用土(市販の培養土など)
  • 鉢底石(はちぞこいし)
  • 鉢底ネット
  • 剪定ばさみ(清潔なもの)
  • 割り箸や棒(土を突いて隙間を埋めるため)
  • 手袋

用土は水はけの良いものを選ぶのがポイントです。桜は水が好きですが、根が常に濡れた状態だと根腐れ(ねぐされ)を起こしてしまいます。市販の花用や果樹用培養土を使用する場合はその土に、赤玉土(小粒)と川砂を混ぜるのが一般的です。割合は培養土が3、赤玉土が5、川砂が2くらいになります。用土の種類や割合は一般例であり、環境に合わせて種類や割合を変えてあげると尚良しです。

まずは植え替え前の状態を確認しました。

植え替え前の河津桜の様子
植え替え前の河津桜の状態

一見すると問題なさそうに見えますが、前回の植え替えからすでに3年が経過しています。また、枝葉が大きく鉢からはみ出しています。鉢の底をみると、排水口から根が確認でき、土の表面にも細かな根が出ていました。これはすでに根詰まりが起きているサインです。

葉や枝の元気さはあるものの、このまま放置すると根が行き場を失い、水や栄養をうまく吸収できなくなってしまいます。その結果、来年の花が楽しめないという結果になってしまいます。
今回の植え替えは「遅すぎたくらいのタイミング」だったと実感しました。

さあ、いざ鉢から抜こうとしたのですが、これが大変でした。

鉢から抜いた河津桜の様子
鉢から抜いた状態。完全に根鉢になっていました

鉢をひっくり返して揺らしたり鉢の周りをたたいてみたりしたものの、なかなか抜けない…!
かなりの力をかけてようやく取り出せましたが、出てきたのは鉢の形そのままの「根鉢(ねばち)」でした。

鉢底まで根が回ってしまっている河津桜の様子
鉢底まで根が回っている様子

根鉢とは、根が鉢いっぱいに張り巡らされて土と根が一体化し、鉢の形のまま固まった状態のことを言います。まさに3年分の根がギュウギュウに詰まっている状態で、これを見て「もっと早く植え替えるべきだったな…」と反省しました。

鉢から抜きにくい場合は、鉢の外側をぐるっとゴムハンマーや手で軽く叩いてあげると、土が鉢の内側からはがれやすくなります。無理に引っ張ると根を傷めてしまうので注意してください。

ここが今回の植え替えで一番気を使ったポイントです。

下の根を少しだけほぐした様子
根の下側のみ、ごく少しだけほぐしました

本来なら古い土を全体的に落として根を整理するのが理想ですが、今回は3月ということで根をたくさんいじってしまうと木へのダメージが大きくなるため、根鉢の下側だけをほんの少しほぐし、古い根を少しだけ整理する程度にとどめました。

具体的には、根鉢の底の部分をほぐして古い土を少し落とし、下に向かって伸びすぎた長い根だけを清潔なハサミで切り落としました。全体の根の量はほとんど変えず、「新しい鉢に収まるように最低限だけ整える」というイメージです。

適期(1〜2月)であれば根をほぐして整理するのがおすすめです。ただし花後の3月以降に植え替える場合は、根へのダメージを最小限にするため、今回のように「下側だけ少しほぐす」程度に留めるのが安全です。特に新しい根は傷つけたくないです。

新しい鉢に鉢底ネットと鉢底石を敷いて、新しい用土を少し入れてから根鉢を置き、周りに用土を追加して固定します。割り箸などで土を突きながら隙間を埋めていくのがポイントです。

植え替え完了!スッキリしました

植え替え後は鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。この最初の水やりで土と根をしっかり密着させることができます。

植え替え直後は木に少なからずダメージがあるため、しばらくは直射日光が長時間当たりにくい明るい日陰で管理するようにします。新芽が動き始めたら根付いたサインなので、そこからは通常の管理に戻していきましょう。

桜は水が大好きです。ただし植え替え直後は根が傷んでいる状態なので、最初の1〜2週間は少しだけ控えめにしつつ、土が乾いたらたっぷり与えるようにしましょう。水やりをするときは鉢底から水が流れ出るまでしっかり与えてください。

植え替え直後に肥料を与えるのはNGです。傷んだ根に肥料が触れると「肥料焼け(ひりょうやけ)」を起こし、さらにダメージを与えてしまいます。根が落ち着いて新芽が動き始めてから、薄めの液体肥料を少しずつ与えるようにしてください。

植え替え後しばらくは直射日光が当たらない明るい場所に置いておきましょう。桜は日光好きですが、ダメージがある状態で強い日差しを当てると葉焼けや乾燥が起きやすくなります。2週間ほどしてから少しずつ日当たりの良い場所に移動させていきます。

今回の植え替えを振り返ると、やはり「もう少し早くやるべきだった」という反省が残ります。根鉢がここまでひどくなる前に、2年に一度を目安に植え替えてあげることが大切だと改めて感じました。

ただ、適期を過ぎてしまった場合でも、根をなるべくいじらないという対処をすることでリスクを下げることができます。「もうベストタイミングじゃないから諦めよう」ではなく、「今できる最善の方法でやる」という考え方が大切です。

今回の植え替えのポイントをまとめると、以下のとおりです。

  1. 河津桜の植え替え適期は11〜12月(落葉後の休眠期)がベスト
  2. 花後の3月でも植え替えは可能。ただし根へのダメージ最小化が鉄則
  3. 根鉢になっていても焦らず、下側だけを少しほぐす程度でOK
  4. 植え替え後は明るい日陰で管理し、肥料は新芽が動いてから
  5. 次回は2年に一度を目安に早めの植え替えを心がける!

この河津桜が来年また綺麗な花を咲かせてくれることを願って、これからもしっかりお世話していきたいと思います!

では、よい plant life を!

こちらは河津桜の実生の様子を記事にしたものです。興味のある方はぜひのぞいてみてください!

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