こんちは、植物を育てることが趣味の”とと”です!
今回は大好きな植物のひとつであるアロエ ポリフィラが発芽したのでその様子を見ていきたいと思います!
発芽率があまりよくない品種なので不安でしたが、発芽してくれて嬉しいです!
ではさっそくその様子を見ていきましょう!
アロエ ポリフィラの実生シリーズ Vol.1はこちら↓
ぷっくり発芽!
10月に種を蒔いてから約1ヶ月半…
冬の足音がすぐそこまで聞こえる11月の中旬…
日課のように確認していたポリフィラの種に変化が!!
小さなぷっくりとした緑色の葉の赤ちゃんが顔を出しているじゃありませんか!!

ぷくぷくと出てきた芽はとてもかわいいですよね!
ポリフィラの発芽率はあまりよくない中で、まだ1割程度ですが発芽してくれました。
発芽のタイミングはだいたい同じで、初めて発芽を確認して3日以内にほとんどが発芽してくれました。
ちなみに土ではなくキッチンペーパーの上での発芽にもチャレンジしていましたが、そちらの方も発芽を確認できました。

ポリフィラの発芽には用土は関係ないということですね!
発芽に必要なのって温度?時間?発芽率は?
なにが発芽を促すのか?
ポリフィラが無事に発芽してくれましたが、ここで疑問に思うのがポリフィラの発芽に必要な条件って何だろう?ということです。
一般的にアロエの発芽に必要なことが
- 種の鮮度
- 温度
- 湿度
の3つになります。
ただ、ポリフィラの場合は発芽までにひと月はかかると言われているので上記の3つに加えて、時間という条件も入ってきます。
この4つの条件はすべて発芽に必要なのは間違いありませんが、一番大切な要素はなんだろうか?と考えるわけです。
そして私の感想になりますが一番大切な要素は温度なのではないかと思いました。
なぜ温度が重要だという考えに至ったかといいますと、今回以外にも2年前にポリフィラの種を蒔いていたのですがその時と比較して前回も今回も夜の気温が15℃近くになってからの発芽だったからです。
とくに2年前は9月に種を蒔いていたので発芽までに2ヶ月ほどかかりました。その時もまるで寒くなるのを待っていたかのようにある日(夜の気温が少し下がったとき)を境に一気に芽がでてきたんです。
ですので私的にはポリフィラの発芽は温度が大切な要素になり、最低気温が15℃近くになったほうが発芽しやすいのではないかという結論にいたりました!
もちろん必ず温度が15℃にならないといけないというわけではなく、25℃以下で管理していれば発芽はするようです。
発芽率を発表!(暫定)
では皆さんが気になっているであろう発芽率の発表をしていきたいと思います!

写真のように芽がでたものを発芽したとみなし、発芽後すぐにダメになってしまったものも発芽はしたということにさせてもらいます。
では早速ですが、発芽率の発表です!!!!!
なんと!15%です…とほほ
えーと。
かなり悪いです。
悲しいです。
まあ、20%ぐらい発芽してくれたら嬉しいな~ぐらいで考えていたのであまりショックはないですが、心のどこかで期待していたようでやっぱり悲しいです。
なにが悪かったのか…
それでも15%も発芽したんだ!とポジティブに考えるようにして大きく綺麗に育つのを期待するようにします!
2枚目の葉が!
ぷっくりと可愛い姿だったポリフィラですが1週間もするとヘラのような楕円の平べったい葉を見せるようになりました!
少しは葉っぱらしくなったじゃん!と思っているうちに2枚目の葉が顔を覗かせ、あっというまに1枚目の葉と同じように出てきました!

は、はやい!
この時期のポリフィラの成長は早く、見ていて楽しいです!
ここまでは順調に来ていますが、ポリフィラ本来の棘をもった葉が出てくるにはまだ時間がかかりそうですね。
それに葉が2、3枚出た後は成長が少し落ち着きます。
まだ葉が2枚しかありませんが5~6枚程度葉が展開しだしてからが本番です!
気長に待ちましょう!

ここまでの管理は発芽の時の環境と変わらずそのまま管理しています。
今後の管理は?
発芽してほっと一息ついたところで今後の管理方法について考えていきたいと思います。
いろいろ考えましたが今回はよくある2パターンで比較していきたいと思います。
比較といっても自分にとってどちらの方が育てやすいか確認したいだけですので皆さんにとって有益な比較情報になるかは不明ですのでそのあたりはご了承ください!
鉢にひとつずつ植え替えて管理パターン
1つめのパターンが種を蒔いて発芽したところから一度引き抜いて鉢にひとつずつ植え替えたパターンです。

一株ずつ一つの鉢に植え替えるメリットは今後ある程度大きくなるまで植え替えなくてよくなることと一株一鉢なのでその株にあった環境を用意しやすくなるということです。
デメリットは根が弱い状態で鉢から抜くので根を痛めてしまう可能性があることと根からの水の吸収が弱くなる可能性があることです。
ポリフィラは根をいじられることを嫌うため本来であれば発芽して根を張る前に植え替えるべきですが私が怠けたので根が張った後での植え替えなりました…
みなさんが発芽後すぐに植え替える場合は根が張る前に植え替えてあげてくださいね!
発芽した場所でそのまま管理パターン
2つめのパターンが発芽したその場で育てる方法です。

メリットデメリットは一株ずつに植え替えるパータンの逆になります。
発芽したその場で育てるので無駄に根や芽を傷つけることはありませんが、まとめて植えてあるので一株ずつに対する管理は行き届かない可能性があります。
どちらが良いか悪いか今の段階では分かりませんが皆さんがやる場合は管理しやすいほうで大丈夫だと思います。
どちらもしっかりと管理していれば育つには育つので!
水切れ、ダメ、絶対!
小さな株の間は水切れが厳禁です。根はまだ細くて小さいうえに少ないし株自体の体力もほとんどありません。そんな小さな株が水切れを起こすとあっという間に枯れてしまいます。
枯れるまではいかなくても水不足は著しく成長を鈍らせてしまいます。
とくに夏の日に水やりを1日忘れるだけでカラカラに乾き、水切れを起こしてしまいがちですので注意してください!
何度言いますが、今回のような発芽1年目のような小さな苗は一度の水切れが命取りになります。
水切れを起こさないように必ず毎日株の様子や用土の乾き具合をみて水やりをしていきましょう!
もし忘れてしまいがちな人や丸1日家を空けてしまうようなときは腰水をしてあげるのも一つの方法です。
ただ、暑い日などの蒸れには絶対に気を付けてくださいね!
植物を育てるうえでよく言われることのなかに、鉢受けの水は捨てましょう。というのがあります。
これは鉢受けに水が溜まっている状態が続くと根腐れの原因になるからです。
水切れと根腐れ、このふたつを真夏にうまく切り抜けるには毎日の観察が必要不可欠です!
日光大好き!でもまだ敏感葉だ…
ポリフィラは日光が大好きです!
自生地では高知の北側に多いようで日光をよく浴びようとしているのが分かりますね!
自生地のレソト王国は北半球にあります。
日本とは逆で太陽は北を通るので日本でいう日当たりが南側はレソト王国でいう北側になります!
ただ、まだ小さな苗は直射日光(特に夏)を一日中浴び続けると葉焼けを起こしてしまいます。
それ以外にも日本の夏の日差しは蒸れを引き起こす原因にもなり、小さい株ほど蒸れにも耐性がありません。
ですので、特に夏は置き場所を東側にするなど一日中直射日光が当たるような環境は避けるようにしましょう!
直射日光を置き場所で調整できない場合は遮光ネットを使用するといいでしょう!
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肥料は少しだけで十分?
ポリフィラはもともと肥料をあまり必要としないので小さい株にあげる必要はないと思います!
むしろ肥料を与えると肥料枯れや軟弱で病気などに弱い株に育ってしまうことがあります。
ですので今回は肥料をあげることはしません!
と言いつつ、リキダスという活力剤は使っていこうと思います。
リキダスは根張りの促進や暑さ・寒さの耐性を付けさせるのによいとされているので積極的に使っていこうと思います!
頻度はリキダスの公式使用頻度通り一週間に一度にしようかと思いますがとりあえずはニ週間に一度程度のペースから始めてみようと思います。
株がもう少し大きくなってから一週間に一度にしていこうかなと考えています。
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さあ、今回はポリフィラの発芽のご報告になりましたがいかがでしたか?
ぷっくらと可愛い芽がなんとも言えないですよね!
次回はもう少し大きくなってからの更新となると思いますが楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!
では、よい seeding life を!
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